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これは2カ月続いておりますので、気候だとか社会の変化ではなくて、やはり運賃の変化しかありません。ほぼ確実に鉄道は増えました。

バスで特に目立っているのは短い距離の利用者なんですが、先程の豊島社長さんの例ではありませんが、バスの乗り方が分からない方が時々乗っています。降りる時にボタンを押すことを知らないのです。お年寄りなどが運転手の所に行って「降ろしてくれ」と言うのです。それを見て成功だなと思いました。いずれにしても、もう少し宣伝とかして理解してもらうことを進めて行けば、もっと効果が出るのではないかと思います。

オムニバスについては26台中18台だと思いますが、20分毎の路線にいっぺんに投入してあります。その路線は朝から晩まで全てオムニバスが走っているという状態で、車両がいっぺんに変わったらどうなるかということで、現在まで運行しています。人員調査の前年対比ですから、わかりにくい部分があるのですが、前年と比べますとその路線は1割位利用者が増えています。いろいろな要因はあると思いますが、オムニバスだけではなくて音楽を流すようになったとか、情報発信をしたとか、いろいろなことを含めての効果だと思います。しかしながら、遠州鉄道全体としては旭川さんと同様に利用者が減っているという状況であります。

 

●久保田

ありがとうございました。それではフロアーの皆さん、お待たせいたしました。何か4人の方々にそれぞれご質問がございましたら挙手をお願いします。

 

●質問者(大学生)

運輸省の塩田さんに1つご質問させて頂きたいのですが。先日の新聞で見た記事なのですが、大都市圏では低公害車に対する補助に、積極的に取り組まれていると思いますが、その記事ではトラックやバスにアイドリングストップの装置を補助する形で、積極的に取り入れていくというような記事でした。大都市圏では早くそのようなことをやって頂きたいと思いますが、浜松とかもっと地方の中核都市とか、中都市レベルでアイドリングストップの装置を付けたりする補助を、積極的にやって頂けたらと思います。私自身の個人的見解ですが、環境問題はかなり逼迫した状況に感じております。しかし、現在の財政状況も厳しいとは思いますし、ノンステップバスの導入も必要だと思いますが、もっとスピードを上げて環境問題の方にも目を向けて頂けないかなと思うのですが、その辺を少しお聞きしたいと思います。

 

●塩田

環境問題については今お話がございましたように、非常に重要な課題だと思っています。今日財政が厳しいというご配慮まで頂いて助け船があった訳ですが、前向きにはやらさせて頂こうと思っています。

実は新聞に出ていたのは、10年度の補正予算要求として現在運輸省内で検討している内容であり、これから大蔵省と折衝していかなければならないものです。

このうち、まず、トラックについていいますと、NOX対応車への措置です。これは何年規制車とかいうのがありますが、こうした車をNOX対応の新トラックに買い換える場合に、一部補助金を出してはどうかという内容です。

 

 

 

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