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●久保田

どうもありがとうございました。自動車社会において、いろいろお悩みがある中でいろんな活動をご紹介頂きました。また事実関係等のお話をお伺いしたいと思います。

それではお待たせいたしました。運輸省の塩田さん、よろしくお願いいたします。

 

●塩田

運輸省の塩田でございます。今日は久保田先生、浜松市さん、遠鉄さん、旭川さんといろいろお話がありましたので、重複しないよう全般的なお話をさせて頂ければと思います。

バスのサービスを全国的なレベルでみますと、浜松でやっていらっしゃるような例というのは、非常に先駆的でありまして、先程遠鉄さんから「1周遅れのトップランナー」という謙遜された挨拶もございましたけれども、そのトップランナーとしては、全国的にみても非常に画期的なことをされていると理解しております。

豊島社長の所も非常にいろいろやられておりまして、北海道だけに限らず全国的にもみても浜松と同じく画期的なことをされていると思います。

全国的にはバス会社が400ほどありますが、全てがそういう形でやって頂いているかというと必ずしもそうではなく、中にはいろいろいらっしゃいまして、じれったいところもあり、なかなかうまくはいってないなというのが、我々の偽らざる気持ちであります。気持ちはあってもお金がないからできないと言うのが、実情なのかもしれませんが。

すぐに全部やるというのはなかなか難しいかもしれませんが、少しでもチャレンジしてみるというやり方ができないものか、また国の方でも必要な手助けとか、バックアップとかができないものかと考えております。

お配りした資料の中で新聞記事をスクラップしたものがございます。1つ1つについてはご説明はいたしませんが、ここ一年ぐらいの間にいろいろな取り組みをされているものについて、幾つかピックアップしたものです。別に浜松の例だけ特記して扱った訳ではありませんが、かなり浜松の事例が入っておりまして、積極的にチャレンジされているなと思います。

運輸省の立場からと言うよりも、私個人として、全国でのバスの取り組みをみた場合に、いろんな面白い取り組みをされているものが、6つほどあります。

その第1が浜松でやられておりますオムニバスタウンです。

第2としては、「武蔵野市のムーバス」だとか、これと同じような形で民営事業者さんが最近渋谷周辺で始めた「東急トランセ」という小型バスサービスがあります。後者については、小型バスでありながら車椅子も乗れるようにするとか、非接触カード(ICカード)を使って料金を精算するとか、さらには運転手さんが全て女性であり、バス会社としては画期的なことをしています。ミニバスでありながら都市部において行われているこうした取り組みが、2番目としてあげられると思います。

3番目は地方部での取り組みなんですけど、地方部の過疎バスで儲かっていないから新しいことには取り組まないということでは無くて、例えば岩手県では、バス会社が旅客のほか、街から街へと宅配小荷物も輸送する「宅配バス」といったサービスを行っている事例があります。

 

 

 

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