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このバス路線総合整備計画では、道路容量の拡大からバスの新しいシステムまで幅広く取り入れた計画にしたということでございます。それによって今までに進めてきた事業の内容としては、資料の表1(参考表I-1)をご覧頂きたいと思います。先程竹山部長さんからいろいろユニークな内容のご紹介がございましたが、ダイヤ関係につきましてはバス会社さんの独自な考え方で、いろいろ新しいメニューを作って頂いております。それから、運賃と旅客サービス。特に運賃システムとかカードシステム、バスロケーションシステム、バス停の整備、駐輪場の整備といったものがございます。こういったものについては、今までありました運輸省さんの補助制度等を活用させて頂いて、市としてもできるだけ利便性の向上につながるものについて進めてまいりました。

そういった中で昨年、オムニバスタウン構想が提案されましたので、昨年の暮れに最初の指定を頂いた訳でございます。表2として「オムニバスタウン計画概要」が5頁(参考表I-2)にございます。ここにありますように単なるバスだけの計画ではなく、まちづくりそのもの。都市計画とバスを一体化させていく。そうすることによってまちの利便性を高めていく。こういったことを盛り込みたいということで、4つの区分に分けております。1つめはバスの走行改善ということ。2つめはバスの円滑化になるように幹線道路の整備等も、この中で位置づけております。

もどりますが最初の区分に中心市街地活性化策と書かれておりますが、この中で先程のゾーンシステム、トランジットモールの実験などを考えている訳でございまして、ハード・ソフト面にわたりバスの利便性を向上させていく計画です。4つめはバスの社会的意義の向上ということで、やはりバスを利用して頂く方が意識を持って頂かない限り、バス利用というものは増えていかないだろうと。いくら施策を打っても駄目だろうというように思います。それも今竹山部長さんからシンポジウムをやりますと増えたというお話がありましたが、そういったことも端的に現れているのかなという感じがします。こういった幅広いことに取り組もうという計画にしております。

バスそのものにつきましては、下に表(参考表I-3)にしてございます。バス事業につきましては、運輸省さんの補助を受けていこうということで、昨年から入りました超低床バスを5年間で85台入れるとか、バスのコミュニティ化、ハイグレードバス停の整備、それから駐輪場の設置といったものを含めて、全体事業費で24億8千万円という計画を組んでおります。このうち、国と県と市の補助が9億8千8百万円と約40%の補助をしていこうという事業計画を組んでおります。

バスについてはこれだけでございますが、これ以外にも具体的にオムニバスタウン計画の動きについてご紹介させて頂きます。まず1つには先程久保田先生からお話し頂いたのですが、バスレーンを6.2km設定しておりますが、このバスレーン区間にバスの優先信号を導入していくこと。これを警察庁さんの仕事として今年度取り組んで頂いております。今年度末には完成する予定でございますが、これはバスが近づいて黄色信号になりそうな時は青信号を少し延ばしてやる。こういうことによって、バスがその信号を通過できる、少しでも速達性を高めていくというシステムでございます。既に札幌市では実施されております。

それからもう1つは、先程ご紹介がありましたが、遠州鉄道さんがバスの運賃を値下げされたということ。それからシンポジウムを今年の3月に開きまして、大変多くの利用して頂く子供さんを主体に開いたこと。また夏休みには作文と絵画を学校にお願いしまして、作文は110何点、絵は220何点応募して頂きました。

 

 

 

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