そういった中でこの浜松市の区域でございますが、分かりにくいと思いますが、天竜川と浜名湖に挟まれて一点鎖線で入り組んだ形で表示してございますが、それが浜松市の範囲でございます。
浜松市の人口は今58万人でございますが、この図面の中に第二東名の浜北ICと書いてございますが、この辺が天竜川の昔の河口でございまして、この第二東名から南側の範囲全てが天竜川の扇状地でございます。したがいまして殆ど平らでございまして、どこに行っても土地利用が可能だということでございます。
浜松市は合併により拡大してきましたので、郊外、都市計画でいいますと市街化調整区域に多くの集落が残っていること。工業都市ということで、郊外に工場が展開していること。県庁が静岡県の場合は静岡市でございまして、浜松市には無いという問題。こういったような特性がございまして、そういった中で特徴としては市域全体に人口が分布しているということ。市街化区域の人口が全体の63%、2/3位しかないということでございます。これが他の都市ですと、大体70〜80%位はいっているだろうと思います。
産業別就業人口をみてみますと、2次産業が40%で、3次産業が55%ということでございまして、特に3次産業あたりでは他の同じ都市レベルですと、70〜80%前後ではないかと思います。
そういった特性から、中心市街地の賑やかさが不足しておりまして、私ども浜松市におきましては、中心市街地活性化は最近ということではなくて以前からの課題であったという状況でございます。中心市街地の活性化ということへの取り組みでございますが、左側の6頁(参考図I-2)をご覧頂きたいと思いますが、細かい図面で申し訳ないですが、この図面の中の点線で囲ってございます。この点線が都心環状線ということで位置づけをしておりまして、この中を中心市街地という位置づけで考えております。北西方向と申しますか、図面の左上の方、それからJR線の下の辺りが戦災復興事業で区画整理が終わっている所。それからJR線沿いにつきましては鉄道高架と合わせて区画整理事業を駅周辺という地区でもって、整備した範囲でございます。
そして右上になりますが、東第一と東第二と書いてございますが、ここが今区画整理事業を施行しておりまして、2地区で53ha、全体の事業費で約1,100億円という大変大きな事業を行っております。進捗率は60%程度でございます。この中には中心市街地の活性化ということを考えまして、東第二と書いた左側に大きなブロックがあると思います。ここが官庁街区でございまして、国とか県の庁舎が市内に分散しておりますので、ここに集めて官庁地区の拠点にしていこうという用地でございます。
右上の方に都心の大学を造って行こうということで、公設民営型の大学でございますが、これを誘致いたしまして既に着工しております。平成12年4月には開学する予定になっております。
こういった形で都心部のまちづくりは、いろいろな方法を採りながら進めておりまして、特に東海道本線の高架と区画整理事業によって駅機能の強化、それから中心市街地の分断の解消、都心機能の充実、そしてこのフォルテもそうですし、駅の東側のアクトシティができたりして非常に大きな効果が出ております。そういった事業と合わせて都市再開発事業を行っております。資料の中に番号を振っておりますが、既に5地区が完成しておりまして9地区が施工中になっています。今までの再開発と申しますと、ショッピングとオフィスフロアーを造っていくことが一般的だった訳でございます。