これも完全にですね、都市のまちづくりの一環ということになっておりまして、ちょっと見にくいかもしれませんが、黄色い所が街を囲む道路ですね。そこに駐車場があって基本的に街の周りで駐車をしてもらって、そこで車を降りて、先程のような電車に乗って都心部に行くというコンセプトでございます。
街の中の目抜き道路は、この電車と人だけのスペースになっています。電車のステップ高さが25センチだったと思いますけど、誰でも乗り降りできる。こういうものを入れて、目抜き通りから自動車はシャットアウトするというものでございます。
これも同様の例で、フランスのグルノーブルという所ですね。これも非常に低床の路面電車が走っております(写真I-6)。
ここがパリとかリヨンから来る鉄道の駅なんです。ここから赤い線が走っていますが、これがLRTですね。そしてオレンジ色の部分が歩行者専用のモールです。オレンジ色の貫いている部分がトランジットモールということになります。
非常に低床でなおかつ車椅子用の出入口がございます。
ここはモールの中ですね。フランス人はこういう所でコーヒーを飲むのが好きなんですけど、すぐ横を車が走って排気ガスを出す訳じゃなくて、静かな電車が走っていく。しかも非常に床が低いですから圧迫感がありません。ですから、それなりに街に馴染んでいるのがお分かりになると思います。
ここも目抜き通りが完全にモール化されていまして、ある意味変なんですけれど歩道を歩いているつもりの人が、知らないうちにプラットホームに上がってしまうという感じなんです。非常にそれなりに狭い所なんですけれど、こういう空間を作っています。床の高さが殆ど気にならない25センチの高さでございます。