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米ヴァンダービルド大学日米研究センター(ジム・アワー教授)、

米外交問題評議会(ワシントン)、

米アジア太平洋戦略研究センター(スタックポール所長、ハワイ)、

米アトランティック・カウンシル(ウイルヘルム所長)、

CNA(米海軍直属海軍研究所、ヴァージニア州)、

SEAPOL(海事海洋法研究所、タイ)、

MIMA(マレーシア海事研究所)、

ウーロンゴン大学海事政策研究所(オーストラリア)、

ADA(豪ディフェンス・アソシエーション)、

韓国海洋研究所(外務通商相直属機関)

韓国KIDA(防衛研究所)

IMB(国際海事機構、ロンドン)

また、本事業で特に評価された業績としては、日韓関係の緊密化であつたが、これは研究中に「日韓両国の協力を考えるには、国民感情などの影響を受けず日韓共通の利益である海洋の安定化、すなわち「公海の自由航行」にあるということが明らかになったことにあった。そして、その後は本事業が結節点になって日韓の海洋問題に関する有識者が集まり、それが触媒となって日韓双方の海軍基地や艦艇の公開へと連なり、昨年秋には韓国海軍創立50周年記念観艦式への当事業関係者の招待となるなど、日韓関係を緊密化し日韓新時代を加速したと各方面で評価されている。

 

(3)啓蒙活動の強化と海洋研究出版物の作成

平成9年度に『うみのバイブル』第1巻『海洋法・海上事故・海賊に関する基礎知識』第2巻『中国海軍・南シナ海・尖閣・韓国海軍・北東アジアの諸問題に関する基礎知識』第3巻『米国海軍・シーレーン・海洋地政学に関する基礎知識』の3巻シリーズを作成し配布したが、この『海のバイブル』シリーズは、海洋国家日本の国益に焦点を当て、「海洋国家日本の国益を守る上での安全保障の柱は、日米安全保障、日米同盟である」とはしたが、本書は、「多様な意見を採り入れた、非常にバランスのとれた啓蒙書」という高い評価を受けた。特に、海賊に関する「正確でタイムリーな報告」が定例研究会で紹介されると、出席した報道関係者から別紙に示すように新聞に大きく取り上げられ、公海の自由航行や海上輸送の安全の問題、特に海賊をめぐる問題への関心と認識を高め、外務省(20冊)、海上保安庁(20冊)、国会議員の勉強会(10冊)の配布希望があった。

また、諸外国との研究機関を通じて感じたことは、オーストラリアの『Maritime Studies』、『AUS-CSCAP NEWS Letter』『Defender』、韓国国防研究所の『Korean Journal of Defense Analysis』など各研究所が多様な機関誌を刊行していることであった。平成11年度もマスコミを通じ国会議員など有識者を啓蒙する活動は継続するが、『海のバイブル』は国内外への発信母体となり得るものであり、本年の活動は基礎的研究や政策提言に直結する研究が不足したとの指摘があったので、今後は定例研究会活動の内容の質的向上を図るため学術的分野からもメンバーを加え、『海のバイブル』の充実をはかりたい。また、英語版の機関誌の発刊も2000年には計画し、ホームページの充実も重視したい。

 

 

 

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