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*20 Booth, Ken, Navies and Foreig Policy, New York: Crane, Russak & Company Inc., 1977, pp.33-35.

*21 ibid. p.33.

*22 D・G・ブレナン 小谷秀二郎訳『軍備管理・軍縮・安全保障』鹿島研究所・日本国際研究所、1963年、p.14。

*23 Brecher, Michael, Crises in World Politics, New York: Peramon Press, 1993, p.411.

8月2日の国家安全保障会議で、商務長官は、イラクがクウェートを占領することによって世界の既知の石油の約20パーセントを統制下に置き、サウジ・アラビアを得ることになればその40パーセントを支配下に置き、結果として石油価格の高騰を招くと指摘している。(ibid.p.433.)

*24 Joint Pub 3-07, Joint Doctrine for Military Operations Other than War, Washington D.C.: Joint Chiefs of Staff, 1995, pp.1-2.

*25 Cable, James, Gunboat Diplomacy 1919-1991, Third Edition, London: Macmillan Press, 1994, p.33.

なお、ケーブルは「軍事力の限定使用」の一つとして砲艦外交の類型としてdefenitive force及びpurposeful forceに加えてpurposeful force: the upper limit(意図的軍事力の上限)とcatalytic force(触媒的軍事力)を挙げているが、やや細分化し過ぎるきらいがある。ケーブル自身、「プエプロ」の拿捕は、その行動自体は限定的軍事力(defenitive force)であるが、米国政府から譲歩を引き出すために北朝鮮によって後に利用されたことから意図的軍事力(purposeful force)でもあるとしている(ibid. pp.15-64.)ように、それぞれの分類に明確な境界があるわけではない。したがって、purposeful force: the upper limitとcatalytic forceをpurposeful forceに加え、purposeful forceとdefinitive forceの区分で十分と思われる。

*26 Booth, Ken, Navies and Foreign Policy, London: Croom Heln Ltd., 1977, p.15.

*27 ibid. p.15.

*28 Huntington, Samuel P., "New Contingencies, Old Role" in Peter L. Hays, Brenda J. Valance and Alan R. Van Tassel(eds.), American Defense Policy, Seventh Edition, Baltimore: The Johns Hopkins University Press, 1997, p.396.

 

 

 

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