インドネシア/南シナ海
台湾へ向けて中国の土を積んでいたピクシイ・マルゾ号とホン・ペン号は、消息を絶ったとされていた。海賊達が、両船をハイジャックしたかもしれないと疑われている。船員の痕跡は何一つない。
南シナ海
マスコミの報道によると、溶鉱炉宵の積み荷を積んだパナマ船籍のばら荷船チェン・ソン号は、全ての乗組員と共に消えた。それは1998年11月16日のことであり、緯度22度20分北、経度118度49分東の辺りで発生した。
チェン・ソン号の28名の乗組員が殺された、と海賊センターは解釈している。中国警察は、海賊であると疑われる7人の容疑者を留置した。彼らは、デッキに乗組員を集め、撃った、と当局に告白した。死体は重りを付けられ、縛られ、猿轡を付けられたと言われている。6つの死体が南中国のシャントウ港沖で中国漁船の網にかかった。
その船の現在の位置は不明である。その船は名前、特徴、旗を、捜索を避けるために、すでに変えているかもしれない。
その船の特徴は以下の通りである。
名前:チェン・ソン号
以前の名前:ファー・イースト・プログレス
建造:1977年
船籍:パナマ
種別:ばら商船
(他省略)
この船や積み荷に関する情報を持つ、すべての人々、港局、税関、貿易業者、海運代理店および海運会社は、直ちに当海賊センターか、ロンドンの国際海事事務局(IMB)の中央事務所に報告しなかればならない。本件に関する情報は、極秘扱いである。