(3) AISとの連携案によるシステム構成
AISとの連携案によるメリット/デメリットとシステム構成をつぎに示す。
メリット :
既設システムを有効利用して高速船の追尾処理などができる、
少数の高速船対応に限定した機能増設のシステム再設計のみで対応可能、
既設システムの改造費用のみで対応可能(船舶側の費用は別途と考える)
(新規開発など少ないため前記システムの費用以下で対応可能と思われる
デメリット:
DGPS等による船舶位置情報を従来レーダー情報に追加が必要、
船舶側にその応答装置の搭載が(およびその搭載時期を待つことも)必要、
全ての船舶など監視することは不可能(応答装置の搭載とその動作による)
既設システムの概略2倍に相当する機器、機能、性能のシステムが必要