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第2章 船舶通航の環境条件等の現状と問題点

2.1 海上輸送の高速化動向の把握

 

21世紀、海上輸送は新しい時代を迎えるとしてはじまった、テクノスーパーライナーの研究開発およびその成果は、従来船舶の2倍以上の高速航行を可能とするものである。

現在、この研究開発の成果船(飛翔)は"テクノスーパーライナー「希望」"となって清水港〜下田港を約1時間50分で結ぶ日本最高速(航海速力は約40ノット)のカーフェリーとして運航している。テクノスーパーライナー(改造前の「飛翔」と改造後の「希望」)の主要目の概要をつぎに示す。

 

表2.1 テクノスーパーライナー(「飛翔」と「希望」)の主要目の概要比較

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