日本財団 図書館


利用者団体の参加

 

調査研究には全体に客観性が必要である。これはまた利用者とロラン-C装置の製造者、それにロラン-C システムの政府の運用者(国内、国際とも) が困らないようにすることも重要である。そのため研究は利用者会議を含め幅広い意見を聞くため期間を延長して行われた。ロラン-Cの継続を主張する率直な意見を述べた個人および団体の多くは長年この仕事に携わってきた専門家である。そのため、これらの個々から引き出して分析した内容は相対的に自由で開放的である。

 

作業要素

 

調査研究は5 項目の相互に関係する作業から成っている。各々は追加データや見識から導かれているため報告書の作成の基礎となったものである。

 

I データの再確認

 

この仕事はロラン-Cに関連した技術的、経済的な両面の分析のため包括的な素地を規定することを意図された。データーDOT とコーストガードそれにILA や他の関係主張者団体が作成した。

当初の仕事は計画どおり完成し報告された。手順としてのデータの見直しは作業が継続されている。

 

II 利用者会議

 

利用者会議は研究期間中のかなり早い時期の1997年9 月8-9 日に行われた。これは意見を述べ、参加する機会を関連団体に与えた。さらに調査の開始にあたり会議が開催されたことは様々な問題の有効な考察と大局観さらに技術運用上の専門的技術の追加情報の判別を関係者に提供した。

しかしながら、この決定はある業界での検討に要する期間および関連グループの発表が会議から許可を受けていないという批判をうけた。

これは航空ユーザより広範囲の海のユーザ社会に影響した.

 

延長された意見聴取の期間

 

会議では参加を希望している全ての利用者の願望、政府及び契約者を満足させることができなかったことから現実に聴取期間を延長することにした。

意見は電子的(通信) な方法により請願され検討期間の延長の許可は文書により行わ れた。献身的なE-Mailは確立していて、ファクシミリのラインは設置された。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION