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VTSの運用に関する所要事項について機能面から解析を行ない、それに基づいて勧告を作成する。当WGは、VTSの運用上の目標を、VTSシステム全体としての機器の機能性と性能上の所要事項とへ関係付けるについては、トップダウン式の対処方法を利用する。機器の能力についての技術的な解析は取り扱わない。

 

項目4(c)-VTSシステムの分類についての勧告の作成(2000年第1回会議)

 

第9回VTS委員会最終会議報告(資料VTS 9/18/1)の議題12に挙げてある質問を考慮して勧告を作成する。作業の焦点は、航海者によって利用されるためのVTSの分類方式を考案することにある。当WGでは、VTSの分類に「品質という要素」を取り込む問題を扱うことになる。また、VTSの分類という作業範囲内において、次の3項目を検討する - (1)VTSの業務または活動の細分化、(2)評価基準の明確化、(3)検証手法の確立。

 

項目10-内陸水路VTSについての一般勧告の作成(2000年第2回会議)

 

内陸水路についての地理上における適用性と、これらの水路について独特のVTSガイドラインを作成することの実用性とを明確にする。既存の内陸水路システムにおける例が、VTSガイドラインとの関連において検討され、独特の勧告となることの根拠となるVTSの構成要素が見極められる。検討される要素には、運用面、技術面、要員面の諸問題が含まれるものと思われる。

 

2. WG1は、文書VTS 10/3/1「VTSの運用面における目標」を検討することが求められている(1998年第2回会議)。

 

IALA・VTSガイドを、VTSの機能、作業、活動について更に展開させ、性能基準の作成に至るまでの出発点とし、これに基づいて勧告を作成する。

 

3. WG1は、文書VTS 10/4/1「総会の結論」を検討し、決議1、2、7、8、9項が上記の各項目に該当するかどうかを判断するように求められている。

 

 

 

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