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A部 - 課業の枠組み

適用範囲

この授業時間表は、海図その他の航海出版物を利用し、気象海洋地理情報を理解し、偶発事計画の運用を含め、VTSのために船舶および提携業務と通信できるように、言語としての英語の知識を十分に持たなければならない、VTS運用官の要件を扱う。

 

目的

コースを完了した時、研修生は、英語を使用してVTS運用官の義務を果たすことができるだけの、言語としての英語、海事用語に関する英語の構成および構造、ならびにIMO標準海洋通信用語の知識を有することになる。

また、研修生は、基本的VTS設備の操作に関する製造者の技術マニュアルを理解し、設備を適切に操作するために十分な、言語としての英語の知識を有することになる。

 

研修施設および設備

研修生は下記を利用できるようにされるべきである。

1. 完全に対話型のLL設備、または、完全な音声機能を備えた、完全に対話型のコンピュータベースのCD-ROM。

以上の各ユニットは、研修生が、少なくともIELTS第6帯に達するまで一般的英語能力を進歩させることができる教材を備えるべきである。

2. コースの間、海事運用の英語を実習するため、他の課目の要件を満たすために使用される、起動されたシミュレータの練習の利用

3. 上の1に述べるCD-ROMを動かす容量を持つパーソナルコンピュータおよび通常のQWERTYキーボード施設を備えた作業空間の利用。下に引用する項目を含む、小さな参照文献室が、同じ場所に置かれるべきである。

 

各研修生に必要な機器

1. パーソナルコンピュータ。これは、2人の研修生に1台のPCの割で共用することができる。

2. 下に述べる教科書

 

参照文献

R1 IELTSハンドブック - ブリティッシュカウンシルまたは同等施設

R2 IELTS演習試験。Jakeman&McDowell。Cambridge University Press。ISBN 0521 497 671, 0521 497 663

R3 SOLAS規則V/8-1およびV/8-2

R4 国際連合海洋法(UNCLOS)

R5 国際航空海事探索救助(IAMSAR)マニュアル

R6 IMO総会決議857(20) - VTSに関するガイドライン

R7 IALA船舶通航業務マニュアル

R8 IALA勧告V-103、VTS運用官の研修および証明の基準

R9 IMO MSC/Circ. 794(1997年5月30日)、IMO標準海事通信用語

R10 海事言語訓練マニュアル

R11 海洋エンジニアリングの知識

R12 海洋通信ハンドブック - ロンドンのLloyds

R13 海洋通信ハンドブック - インマルサット

R14 ITU無線規則

R15 船舶から沿岸へ:日常英語の海事用語

R16 海洋テクノロジー用語集。海洋技術者協会

 

 

 

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