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目的

コースを完了した時、研修生は通航管理の基本原則の理解を得る。さらに、研修生は、船舶通航業務の提供と活動に関する国内および国際規則の十分な知識を得る。

研修生の科目の理解、および、職場内訓練(OJT)を含む、その他の分野で得られる研修生の知識によって、VTS運用官の日常の定常義務を、効率よく、安全な方法で実行することが可能になる。

研修生は、さらにVTS監督官のレベルへの訓練の基礎として十分役立つ科目の知識と理解を得る。

 

科目の概要

● VTS水域情報:関連の国内および国際規則;法的責任の意義;情報、航行援助設備、および通航管理業務;安全関連船舶証明

● 通航モニタリング:通航パターン;VTS環境

● 通航組識:規則;手続;設備;方法

 

課目3 - 設備

適用範囲

この授業時間表は、データの収集および分析に使用される設備を含む、VTSセンターに在り得る設備の使用の理論と実際を扱う。

本コースは、音声および映像記録施設、ならびに船舶識別システムを取り扱う。

 

目的

コースを完了した時、研修生は、VTS設備の知識とVTS当局の必要とするサービスを船舶に提供する設備を使用する技能を得る。

さらに、研修生は、船舶識別システムの使用方法を心得るようになり、記録および再生設備に精通するようになる。

研修生は、VTS通航の映像の開発を支援するために、船舶通航管理情報サービス(VTMIS)およびその他のコンピュータシステムを操作する能力を得ることになる。

 

科目の概要

● 電気通信:ファクシミリ、電話、テレックス

● コンピュータ化されたシステム:VTMIS、基本的コンピュータシステム

● レーダー:原理、操作装置、船舶追跡システム、電子海図システム(ECS)

● 音声/映像:閉回路テレビ(CCTV)、記録装置

● 識別システム:VHF方向探知器(VHF/DF)、自動識別システム(AIS)

 

 

 

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