● 授業支援設備(Aによって指示される)
● 参照文献(Rによって指示される)
● 教科書(Tによって指示される)
特に上記は、インストラクターに貴重な情報を与える。選択された文献一覧にある補足情報の入手可能性は、各課目のインストラクターマニュアルに示される。
各課目は、インストラクターマニュアルをもって完了する。マニュアルは、課目の教授のガイダンス、および授業時間表の特定部分の強調の勧告を含む。事情、特に研修生の教育的背景と経験はそれぞれ異なるので、インストラクターは、研修生が指定目標を達成できるように、当人の経験に照らして、教授方法を調整すべきである。
以下のページは、8つの課目の適用範囲、目標、概要を含む。
適用範囲
この授業時間表は、VTSにおいてVTS運用官によって実行されなければならないすべての通信の仕事のために必要な、英語の一面に関する要件を扱う。
この英語の一面は、海事の原則を含むあらゆる形式の音声通信、ならびに、VTS運用官が航海、水路地理、気象、および海洋情報を利用、理解し、処理された情報を送信できるために必要な、英語を読み、理解し、書く能力を含む。
目的
コースを完了した時、研修生は、会話を開始する役割を果たすことを含め、英語を使用して他者と通信可能であるために必要なすべての英語の側面を十分に把握することになる。
研修生は、IMO標準海洋通信用語(SMCP)の形式で通信のやり取りを行うために十分な海事用語とIMO標準海洋通信用語の知識を有することになる。
また、研修生は、製造者のマニュアル、運用指令、および、VTSの運用に影響する法的出版物の完全な理解を可能にする、法律および技術の英語、およびそれらの特殊性を十分に知ることになる。
科目の概要
● 一般的な英語の能力が適用される国際的許容レベルまで達したことの確認
● 言語の交換のシナリオにおける「生成的英語」および「標準用語」の適切な使用
● 一般的海事英語用語。1978年STCW条約S.5 航海の英語に基づく、IMO詳細授業時間表、モデル研修コースの枠組み、および見本試験文書に与えられる。
● IMO MSC/Circ. 794 「IMO標準海事通信用語(SMC)」、特にIII/6部の使用
課目2 - 通航管理
適用範囲
この授業時間表は、水域の限界、船舶通航路、安全通航帯、分離通航方式、および地理的制約を含む、VTS水域における通航の管理の理論と実習を扱う。
また、本コースは、通航のモニタと組織化、ならびに適用される国際および国内規則、および船舶の安全証明書に関する知識を与える理論と実習を扱う。