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モデル研修コース V-103/1 - VTS運用官

モデル研修コース V-103/2 - VTS監督官

モデル研修コース V-103/3 - OJT訓練

以上のモデル研修コースは、加盟国、および、船舶通航業務の提供を担当するその他の適当な機関に、VTS運用官およびVTS監督官の訓練に関する具体的なガイダンスを与えることを目的としている。これらのコースは、研修機関が利用することができ、その実施にあたり、下記の住所の協会を通じて、支援を得ることができる。

 

IALA事務局

20ter rue Schnapper,

78100 Saint Germain en Laye,

France

Tel: (+) 33 34 51 70 01

Fax: (+) 33 34 51 82 05

e-mail: aismiala@easynet.fr]

 

序文

モデル研修コースの目的は、新しいOJT訓練コースの体系化と導入、ならびに、研修コースの質と有効性が、それによって、IALA勧告V-103の意図に完全に一致するよう改善される場合は、既存の研修資料の改良と補足において、VTSセンターおよびそのインストラクターを支援することである。このコースは、VTS運用官がVTSセンターにおける職務の遂行の能力を持つようにする。このコースの準備にあたり、受講者はOJT訓練に進む前にモデル研修コースV-103/1、VTS運用官を合格完了していることが保証されている。

インストラクターが盲目的に従うことを期待される厳格な教育パッケージをインストラクターに提供することが、このモデルコースの意図ではない。授業のためには、科目は、グループにまとめ、利益があると考えられる場合には、組み替えることができる。インストラクターの知識、技能、および献身が、このモデル研修コースににおいて訓練される研修生への知識と技能の移転の重要要素である。

必要な能力の基準は、関係VTSセンターにおいて果たされるべき機能の適切な遂行のために達成されるべき能力のレベルと考えられる。VTSセンターの必要を満たすために、この訓練は、すでに獲得された能力のレベルを考慮に入れ、それに基づいて構築される。

 

モデル研修コースの利用

このコースは、VTS証明記録の所有者が雇用されるVTSセンターにおけるOJT訓練を完了したことをVTS証明記録に裏書きされるために必要な知識と実際的能力を扱う。このコースは、IALA勧告V-103に述べる「OJT」を提供することを目的とする。

VTS証明記録に裏書きを得るための訓練と評定はすべて下記を要する。

 

 

 

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