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4.3 承認結果

委嘱された検討事項及び全体会議において承認した内容は次の通りである。

次回会員会以降この内容に従って実質的な検討を行ってゆくこととなった。

4.3.1 固定及び浮体標識(WG.1)

(1) 現在行っている報告を新しいものとすることを目標として、航路標識システムの設計及び管理の簡素化を可能とするコンピュータ利用の手法と応用について研究すること

・完了予定:2000年

・本件に関するアンケート調査を全会員に対して実施する。

・アンケート調査の実施方法は、フランスと事務局で作成し決定する。

(2) 光波標識における最新の開発状況を研究し、各形式について現在のものと比較した費用効果及び適用可能性を評価すること

(2)-1 表面塗色--前委員会からの引継事項

討議の結果次のとおり決議した。

・ 赤、緑及び黄色に対するIALA規格は、なお有効であり、かつ、表面塗色ペイントの根拠として取り扱うべきである。

・ すべての委員会会員は、現在使用している色度図表の有無を調査し、次回委員会までに回報する。

(2)-2 光達距離図表の修正--運用委員会(OPS)からの検討要求事項

・提案されたグラフ/ノモグラフの利用に係わるOPS委員会の助言を記録した。

・AMSAは、各グラフの利用の適否を言及する書類を次回までに作成する。

(3) (指向灯の)光達距離の設計における設計基準項目決定に利用するユニバーサル

IALAプログラムの実行性を評価すること及び可能であればそれを作成すること

・完了予定:2000年

・USCGが次回委員会に討議用資料を準備する。

(4) 最新の浮標塗装システムを報告すること

・完了予定:2000年

・委員会会員は、各自の現行の浮標塗装システムについて、次回委員会までに報告書を準備する。

(5) 測定に係わるIALA基準を作成するために光学測定方式を報告すること

・完了予定:2002年

・委員会会員は、討議と将来の作業のために、現行の光度測定及びその評価基準を次回委員会までに全体をまとめ報告すること。

 

 

 

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