セクション11
技術見学旅行
1998年6月14日会議出席者とその同伴者はBrunsbuttelのVTSセンターから招待され、エルベVTSの運用と技術、こう門の運用及びキール運河VTSの現在と将来性に親しむことができた。
参加者は 朝9時にハンブルグ港で"ハンブルグ号"に乗船して旅行は始まり、65キロエルベ川を下り、Brunsbuttelに到着した。その間灯台、浮標、その他の航路標識を示して説明があり、航路の説明もあった。Wedel浮標ヤードを通過した時は挨拶の交換があった。
Brunsbuttelに到着すると、一行は幾つかのグループに分かれ、VTSセンター"Elbe Traffic"、VTSセンター"Kiel運河"を含む施設と、ドイツ水路管理の船、"Mellum""Norden"、"Triton"、以前の蒸気設標船、"Kapitan Meyer"を見学した。
参加者は、運河の入り口にある灯台、及び1887年〜1895年の間に建設された99キロの運河の建設工事と歴史を示した展示物を見学できた。IALA会議のスポンサーであり工業会員当局の一人であるDASAは、Brunsbuttelの海岸にあるAISシステムの実演を行い、運河を通過する船の管理を助ける為どのように使用するかの説明を受けた。
キール運河とハンブルグ港に出入港する各種船舶の運行を見学する機会を与えてくれた今回の見学旅行は19時30分に終了し、ドイツのもてなしで素晴らしい一日を楽しんだ後、参加者は"ハンブルグ"を下船した。