中近東の航路標識サービス(MENAS)
Capt. A. Richie
短い映像でペルシャ湾の航路標識の紹介があった。紹介は主にペルシャ湾とその近海で航行する船のためのDGPS施設の設置である。
論題2-自動識別システム(AIS)
論題議長-Mr. K-H Hamer (ドイツ)
ユニバーサル船舶自動識別システム(AIS)-システム概念、評価結果、及び将来発展の
概要
Mr. J H Oltmann ドイツ
紹介はAISの定義、性能要件、重要な機能制限を示し、AISは保安機器であり、一般のデーター通信としての手段や、レーダーに代わるものではないとの見解を示した。紹介はIMOとITUを通じて開発したユニバーサルAISシステムの焦点を合わせ、システム運用面の詳細を説明した。資料は主論題である国際標準手順の概要で終わり、手順が目指す目標を提案した。
本資料の討論は無かった。
カナダ西海岸における自動識別システムの実験
Mr. B Tepper カナダ沿岸警備隊 カナダ
AISの利用効率、コスト低減、船員に対する利益の点を考慮して、カナダ沿岸警備隊が実施したシステム評価を記載している。資料はブリティッシュコロンビア沿岸水域をカバーするVHF-ELOS(拡大した見通し線)と呼ばれているAISに関連した現在のプログラムの概要を記述している。特に1997年に実施された実験を記載し結果を報告している。実験に参加した船に小型可搬式AIS装置を使用した。
討論
参加者:Mr. N Turner 英国
現時点では、このシステムは実験的性格があり、レーダーやVTSセンターからの誘導を使用する通常の航海練習で継続して使用すると述べた。