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論題2-VTSの運用

論題議長-Capt. T Hughes 英国

VTSは搭載機器からどのような影響を受けるか?VTSは搭載機器を代えるか

Mr. H. Bendig STN Atlas, Electronic GmbH ドイツ

発表は、大型制御センターを使用し、電波通信を経由して船に情報やサービスを提供していたVTSシステムの発展を振り返り、更に高精度の航行機器を搭載し、ECDISの使用やトランスポンダーの実用化でこのサービスが更に発展する可能性を検討した。搭載機器によるVTSの有効性を認識し、これが世界で異なるVTSの概念を生じさせことになり、標準のVTS機器を世界で強制させる必要性を論議した。

討論

参加者:Mr. M. Hadley, 英国、pt. T. Hughes

水路幅縮小の可能性に関する質問に:DGPS、ECDIS、AISの機器は充分な精度であり、水路の安全に余分な幅を必要としない精密さである。しかしこれは全ての船がこの高性能の機器を携帯し使用するのを必要とすると答えた。

システム特性の国際規格が無ければ、異なる製作者の機器は一般的には使用できない。政府は世界で均一に使用できる規格を決めるべきだ。

 

海上交通管理へ計画的アプローチ : オランダの経験

Mr. M G Koopmans 運輸と公共事業省 オランダ

発表は、オランダ北部水域における海上交通管理の計画的アプローチの仕方を記載している。交通量と事故の収集、処理、分析に使用した方式を説明し、分析の一般規則と分析した地域における現在の海上交通管理システムの評価と共に記載している。

現在の評価方法に使用したアプローチ方法と、将来の方針又は新方法のコスト効率を査定している。

討論

参加者:Cap. T. Hughes, 英国他

質問に答えて:調査結果は、所定水域のVTS要件の査定に使用し、VTS要員の訓練要件の設定に役立った。

国際的手順や企画の必要性を認識した。しかし、地域差、提供するサービスの差、その他地域的な特性があるので、かかる手順や規格は、明細ではなく基本として必要である。

基準例えば"器具"や査定を見直す必要があり、危険の程度と改善のコストは設計パラメーターの設定に重要な因子である。

 

 

 

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