日本財団 図書館


新しいランプを古い灯器に-大型の従来式灯器に新しい小型の光源を使用する問題と可能性。

Mr. I Tutt トリニティーハウス 英国

エネルギー効率の理由で、タングステンフイラメントランプは小型のタングステンハロゲン又は太陽光モジュールを電源としたメタルハライドに入れ替わっている。

しかし大型の灯器で使用するときは、ある形状の拡散機が必要である。適切な拡散機形状の設計を討議し、幾つかの光源/灯器の組み合わせで得た結論情報を示している。

討論

参加者:Mr. K Sutton Jones, 英国、Mr. K Andrerson米国、他ドイツ

最古の光学測定機は1865年製である。しかし1935以前に製作された灯器の上下面の反射鏡は同じ基準線に焦点を結ばないので後に製作されたものほど効率が良くない。ガラス拡散器は試みた。結果良くなったが、アクリル製の拡散器と同じ性能を出すには、ガラス機器ではもっと高価になり、大型になる。大型組み立てレンズの焦点を条件に適合させる試みは行われなかった。

ランプと拡散器の間に適当な距離をとり、換気させて拡散器の変形とその他の破損発生を防止する必要がある。

 

7海里昼間導灯の設計と設置

Mr. J Doyle アイルランド灯台長官 アイルランド

資料は 大型タンカーを幅315m、前灯からの長さ4海里の水路を安全に案内するシステム構成を定義する昼間灯の設計と導灯システムの設計について、IALA勧告の使用を記述している。

討論

参加者:Mr. M Wannell 英国、Mr. Wilkins, Mr. J Collocott南アフリカ

IALA勧告の適正さに関する質問に答え:基本的にはNAVGUIDEの情報で始めた。しかしあまり有効でなかった。昼間における船舶の誘導を目的とする海上標識灯の公称昼間光達距離の定義に関する勧告は効果的であった。導灯の設計に関する勧告に従ったが、勧告には導灯システムの幾何学システムに関する指針や情報は含まれていなかった。

この勧告の見直しはエンジニアリング委員会の作業プログラムに載っており、この見直しでシステム幾何学の指針をいれることを期待する。

灯器の調整の際、導灯ビームの中心合わせの精度を確認するために視認機器を使用した。。運用システムを設置するとき類似の方法を使用する考えがある。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION