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討論

参加者:Mr. H. Gerdesドイツ, Mr. Sugarman オーストラリア

灯光の推定交換寿命1500〜2000時間の質問:カナダ沿岸警備隊では開発しており平均寿命5年間の達成を期待しているとBeauchesneは述べた。

更に彼は人が35m以下の距離でレーザーを見ると危険であるが、一般人は設備のその距離に立ち入ることはないし、補修要員は機器の保全をするとき必要な予防手段をとり訓練を受けているので、健康上の問題は生じないと考えられる。又説明があったのは、現在側面コーディングの感度は右舷が良い、そこは港より+3°で2パルスに符合する。しかし2色を使用すれば、両側で同じ標準感度になる。

 

海上灯器に半導体光源を使用する

Mr. Ding. Xiao Hua 上海航路標識工場 中国

報告書は発光ダイオード光源の原理と、環状ビーム海上灯器の開発を説明している。中国の沖合い及び内陸水路で使用されている半導体光源の事例を測定結果と共に記載している。

2つの一般的討論があった。

 

南アフリカにおける航路標識の改善と開発

Mr. J H Collocott Portnet灯台サービス 南アフリカ

資料は光波標識駆動システム開発概要、一部地域の灯浮標と同期させ光源を岸壁灯にまで拡張させ、さらにRoman Rock灯台の太陽光発電への変換を説明している。

討論

参加者:Mr. J Doyleアイルランド、Mr. W Pattersonスコットランド

監視と同期システムの統合に関し、装置は特別用途に設計した。しかし最も経済的に使用するには、監視と同期システムは別々にするべきだ。電磁クラッチの電力消費は機械式

装置よりも多く、予想したよりも少し多かった。

灯台を太陽光発電に切り替えると、維持費が減り、灯光の信頼性が増した。全体では運転コストが20%減った。

海鳥を灯台に近づけない各所の方法を研究したが、この地域では立ての鉄製の柱を取りつけるのが利用できる解決策らしい。

 

 

 

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