日本財団 図書館


トリニティーハウスの最初の太陽光発電式岩礁灯台

Mr. D C Jackson, トリニティーハウス 英国

伝統的な回転式光学機器と霧信号を備えた岩礁灯台の為の、太陽光発電システムの開発を記述している。コンピューターを元にしたモデルを使用し、バッテリーと3個の独立したバッテリー/太陽電池制御システムのための太陽パネル寸法を決定し、そのシステムはヘリポート発着所構造体の周囲360°に取り付けた太陽電池パネルのアレーから電力供給を受ける。

工事実施中も、交換品が完全に稼動するまで既存の航路標識とサービスを維持させた方法を記載している。

討論

参加者:Mr. Anderson, 米国沿岸警備隊、Mr. G Cunty, フランス

気温の低下が激しいので、自動式灯台の結露と氷結の問題が観察された。この点が問題であると認識し観測を継続した。使用したバッテリーの特性は、理論研究ではなくテストから得た。

監視の準備に関する質問:灯台のシステムには監視システムが組み込んであり、1時間に一回チェックし数値が読み取れる。読みはバッテリー全体とディーゼルエンジンの出力をカバーしているが、個々のPVモヂュールはカバーしていない。

 

海上航路標識に電力を供給する太陽光発電モジュール。

Mr. G walker, オーストラリア海上保安庁

本資料はモジュール太陽光電力供給装置の信頼性の強みを説明している。幾つかの同様なモジュール、配電盤、バッテリーを組み合わせてあり、1モジュールが稼動しなくても電力要件は満たされる。太陽光電力供給モジュールの寸法と配置を決めるコンピューターモデリングの手順を説明し、"電力利益"の概念も紹介している。

さらにシステムが使用するパラメーターと設計事例を説明している。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION