日本財団 図書館


要約

セッションを終了するにあたり、論題議長は、主要なメッセージは将来計画である。正しい併存航路標識を発見し、最低の費用でこれを提供運用すると言った。

まだ時間が残っているので、議長はCap. W. Chuaを呼び入れ、シンガポール水道の交通分離計画で発生した問題を簡潔に発表する様に言った。

Cap. W. Chuaの発表: TSSで発生した事故は南北方向の分離通航帯で船が沈没した。船を撤去する前のどんな標示が良いか検討したが、適切な標示はまだ特定していない。

シンガポール当局は沈没船の近くの船に、4時間ごとの警告放送で、沈没船近辺の作業船から離れる様警告し、沈没船にレーコンを取り付けるなどの処置をしたが、それにもかかわらずさらに2隻の船が衝突した。Chuaは将来類似の事故が起きたときに使用する正しい標示の指針を質問した。会場から多くの提案が寄せられた。Chuaはそれらは全て検討したが、水路は明けておかなければならない、通行水路幅が狭い、沈船を撤去する時間が必要、など多くの理由から適切でないと言った。現時点では適切な表示法を決められない。この問題は運用委員会で引き受ける重要な問題であると思われた。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION