作業船-小型設標船"Esilab"
Mr. D Hardel フランス
本資料は沿海の浮標設置とその他の業務における作業船を述べている。作業船は機器を搭載しておりアルミ構造で出来ている。この船は船舶の多目的工作が容易にでき、5トンまでの浮標、スパー構造体、ビーコン、沖合灯台の迅速な作業ができる。
討論
参加者:Dr. U. Klinge, ドイツ
繋留チェーンと船のプロペラとの衝突についての質問に対し、M. Hardelは船の側面から引っ張り、プロペラは船尾にあるので衝突は無いと答えた。
新多機能設標船の設計
Cap. J J Hickey. アイルランド灯台庁長官
アイルランド灯台庁長官は、多機能を有する浮標/灯台設標船の設計プログラムを発表した。資料は船尾に配置する設備の決定にいたる過程と、緊急事態のときに船が果たす本来の目的外の役割を期待し、どのようにして必要な兵站業務を発展させるかを説明している。
討論
参加者:Mr. A. Smart, オーストラリア、他オーストラリア、ノルウェー
Hickeyは乗組員の選定方法を質問され、船の乗組員の選定と同じ基準を当てはめ、主として自立して作業が出来ることである。現在の乗組員はこの作業に最も適していると思う。更に追加して、プロジェクトは資金調達ができ近く発足する。運用コストの質問に対しては、より多くの仕事をこなすので運用コストは増加すると思うが、新船は少ない人員でよいので人件費は少なくなると回答した。
世界における米国航路標識の測位
Mr. J W Spalding, 米国沿岸警備隊 アメリカ
資料は、沿岸警備隊は、利用できる個所では航路標識の位置決めに水平6分儀の使用からどのようにしてDGPSに移行し、結果的に大きな効率と成果を得たかを説明している。
軍用の精密GPSサービスの使用可能性を調査し、衛星経由でDGPSに接続し、GLONASS-(GNSS)-を結合し、米国沿岸警備隊全域で使用するようにした。航路標識の測位要件がGNSSで満足するかを、沿岸警備隊のカッター船上の現場で実地試験結果と、自動測位システムとの統合結果を記載している。