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未来の方向

活動方針グループ論議からの結論概要を終了するにあたり、ある将来の方向を提案したい。この見方を達成するにあたり、IALAは他の機関と下記の活動方針問題を処理するべきだ。

● 電子データー交換システムについて、成長している全地球市場において協同一貫輸送、関連技術システム間での共同利用ができる。そして、航路標識産業への影響を考慮し、国際協力、通信と調和、IALAのような国際機関の参加と入力への需要がより増加する。民営化と外注化の強化による政府の活動範囲の減少傾向。

● 海上交通管理と、関連データの収集と処理の分野におけるリスク評価方式の使用を調和し、標準化する一般的な需要がある。

● IALAの作業計画の速さは、技術変化や改革の急速な速度に合わせること。

● サービス提供者と使用者の関係には市場条件を入れる。そのため基準には今まで以上に使用者利益の面を反映させて、使用者にとって最も必要な密接な共同を作り出す。

● PRや、市場調査で重要な関心事項を構成する。航路標識の分野での業績に関し最新情報が必要である。IALAはこれらの情報を主として会員から収集し、インターネットや定期ニュース会報で発行する。インターネットの潜在能力は共同作業を容易に、効率的にして、輸送コストを削減するであろう。

● IALA事務局の作業量は過去に比較して継続的に増加する。このためIALAは全ての事項を斬新的で専門的な手法で取扱う事を考慮しており、事務局の担当者を相当に強化することが期待される。

● 理事会は以前よりももっと多く活動方針問題を取り扱い、変化する環境において確実に組織を効率的にする。一定の見解で協会の活動方針や方向を保とうとしており、その為将来計画検討委員会が存在している。委員会の活動方針指針を改善し、理事会による勧告基準の承認を容易にさせる為に、方針諮問パネルは、理事会と委員会の関係強化を委任されている。

将来計画検討委員会は次に協会の業務計画を設定すると予測している。上記のステップで理事会はIALAが海洋社会とその会員に奉仕する役目を果たすことができると信じる。この野心的な見通しで私の発表を終える。

 

 

 

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