ITU
当協会はITUと非常に良い関係を維持しており、相互関係を認め合っている。我々は研究グループ8とITUの無線通信局の作業グループとの会議に多忙だった。委員に関心のある幾つかの話題についての提案や要約を作成した。これにはラジオビーコン局からのDGNSS送信の特性、ラジオビーコンの技術特性、デジタル選択呼出し技術を使用したトランスポンダーシステム、自動識別システム、海上レーダの技術特性がある。
当協会の委員とIMOとで作業をし、1997年世界行政に要請していたラジオビーコン周波数帯にDGNSS送信の使用制限を見直す件は、今はラジオビーコン局に無関係にDGNSS局に使用許可となった。
その他の政府間機関
当協会は、国際水路機関、国際電気標準会議(IEC)、欧州共同体(EC)と密接な関係を維持している。共通の問題を議論するときは、IHOはIALA委員会に出席し、同様に当協会は適当なIHO会議に代表者を送る。協会は搭載無線、航行機器の仕様を作成するIECの技術委員会80の諮問的な立場にある。ロランC/チャイカ受信機の性能仕様の改定には、TC80作業グループの会議に出席した。
過去4年間ECとの主要な活動で、ヨーロッパ電波航行計画の提案とGNSS-1、GNSS-2の開発の関係がある。協会は先任職員 と作業グループのオブザーバーの立場にあり、過去に航空機産業が指導してきた分野で海上利益の見解を反映させる立場にある。
最後にこの場で言うべきことは、NELSとFERNSとの良好な関係である。喜んで両機関のオブザーバーの地位を得て、定期的に会議に出席している。FERNSが同調協定を拡大しロランC/チャイカサービスと同様に他の航行システムを含めることに決定したことは注目に値する。
国際機関
IALAと他の機関との連絡は広範囲に継続しており、殆どの場合相互に会議に出席している。我々が非常に密接に関係を保っている協会は:
● 国際港湾協会(IAPH):
● 国際パイロット協会(IMPA);
世界VTSガイドの作成と更新に我々は密接に関連した。
● 国際航海研究所(IAIN);
● 国際海運会議所(ICS);
● 国際船主協会連盟(IFSMA);
● 国際無線海事委員会(CIRM):
● ヨーロッパ港湾長協会(EHMA):
● ヨーロッパ海上水先案内人協会(EMPA)
● アフリカ西南地区港湾管理者協会(PMAWCA)。