VTS運用手続き
正確な目的と機能の共通理解がVTS国際規格と手続きの開発の基礎である。質問に対し正確な答えは得られなかった。VTSは何をするのか? 各自でVTSの手続きを開発するのにVTS当局が使用する手引きの勧告草案についてVTS委員会が了解したのは理論だけである。この問題は後の段階で国際調和を図る必要がある。
VTSの分類
VTSシステムの分類は規格と手続きにより決まるサービスの質を基準にして規定するべきだ。VTSのクラスで VTS委員会は、世界規格や手続きがVTS品質を決める様になっていない間は、国際VTS分類システムの勧告をしないよう除外させるべきだ。
結論
沿岸に基地を置いた海上交通の支援に事実上運用の為の規格や手続きの了解事項が無いのに、航空交通では世界中で広範囲の運行規格や手続きがある。飛行場では国際機器規格や国際的に了解を得た運行手続きがある。海洋の世界は遅れている。何故か?
過去4年間でVTS委員会で学んだことは、世界は依然としてVTSが纏まりがなく、規格の種類や質、手続き、規則や規制が横行している。VTS委員会は世界各地からの代表者から成り立っている、だから委員会は完全に現状を反映している。海上船舶交通の分野で我々は世界の法律や規則があり、これが責任割り当てや賠償支払い義務を発生させている。最近一部で事故を防止する為、適切で技術的に評価できる規格と手続きの新世界に入る道を見つけようとしている。これがIALAの進路を決める根拠である。
電波航法委員会委員長Dr. S Ruttleの報告
1 序言
電波航法委員会の機能の一つは、理事会を補佐しIALA電波航法の方針を遂行し推進することにある。IMOとITUの作業と関係をたもちつつ、IALA代表の為の重大な打ち合わせ事項を作成した草案を上記の機関に提出する。電波航法委員会は又要件、規定、電波航法の使用、及び関連する電波航法システムを研究する。委員会は特に新電波航法と電波航行システムの運用上の影響を検討し、IALA委員の利益の為に技術と運用の勧告を行う。
2 委員会組織
ハワイ会議において、Mr. Frank Holdenは委員長に、Dr. Stuart Ruttelは副委員長に指名された。Mr. Peter kentは引き続き委員会の書記を務める。Mr. Frank Holdenがトリニティーハウスより退職したので、Dr. Ruttelは委員会の委員長に任命され、Dr. Nick Wardが副委員長に指名された。
ハワイ会議において、会議の準備と報告を含む委員会の新作業規則が承認された。電波航法委員会では新規則はうまく機能している。委員会は1週間の会議を年2回開き、会議中に作業グループは主な作業を遂行する。