7. 外注。 海上標識システム委員会は1993/1994に良い仕事を行ったが、我々は新しい観点から問題を見直すべきであると思う。MMS(エンジニアリング委員会の前身である海上標識システム委員会)論文を基に我々は新"外注に関する指針"を作成した。この資料は外注に潜在する利点と不利益点を述べ航路標識の外注手順にどんな点を考慮すべきかをアドバイスしている。本会議の一部資料は実際の外注経験からきている。
8. 航路標識の財政。 この項目は理事会の要請である。全ての航路標識の財政報告は陸上、海上、航空の状況に関する概要を示す。この報告は資金調達に関しては勧告をしないが、今後もこの問題を監視し続け、今後の4年間もこの問題を追求すべきである。本報告書を作成したKjell Reslowと作業グループに感謝する。
9. IALA出版物の差し替え。 IALAは年間を通じて多くの出版物を発行し、これらの多くは有効であり、問題を解決したり日常業務をもっと楽にしたい人々に役に立っている。関連項目内の勧告や指針は最近更新され、事務局に対し資料をデータベースに入れ将来会員がもっと利用できるようにするべきであると申し入れた。 皆さん、以上が運用委員会が過去4年間に実施した事項の概要である。現在の経験から我々は危険評価/危機管理にもっと時間をかけるべきかもしれないが、これは将来における我々委員会の重要な作業となるであろう。新会長オーストラリアのJohn Sugarmanと委員全員の幸運を祈る。有難う。
VTS委員会委員長 Mr. W Hinschの報告。
VTS委員会の活動報告 1994年〜1998年
序言
船舶通航業務(VTS)の重要性は世界に広がりつつある。世界の拡大した経済はより早くより安全な海上輸送を必要としている。社会は環境保護を求めている。これら全てはVTSで達成される。VTSへの関心度は高く、世界のIALAのVTS委員会への関心も高い。
会議と参加者
VTS委員会の会議は、始めVTSに関心のあるIALAの国家委員が出席した。委員会の会議は1994年13人の国家委員ではじめた。VTS運用事項の論議の高まりにつれ、3年後には18カ国の委員が出席した。その時から約3人の工業会員が各会議に出席した。製作者として技術開発の面に意見がある人たちをもっと歓迎している。国と技術委員とは別に準委員や、姉妹機関の代表者が参加し、平均35名の代表者が各委員会の会議に参加している。この数字はVTSの事項への高い関心を示している。VTS委員会はIALA委員会の中で最大に成長した。