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◇概要

・府県外からの利用も可能な、既存の施設や環境を利用した体験交流プログラムをつくる

・アクセス、学習、宿泊のトータルプログラムと講師のネットワーク化をはかる

・住む人、働く人、にっても楽しめる場の設定や海辺での学習に際し、防災意識啓発をはかる

・自然環境保全・再生のための市民参加のモニタリングシステムを組み込む

・なぎさトレイル・マツプを活用し、なぎさトレイルとの連動をはかる

 

◇アプローチの方向

・ヘルシーママSUN、グリーンツーリズムなど、既に内陸部で行われているプログラムのなぎさ版を展開する

・高齢化社会に向けて、シルバーエイジの漁業体験の場を提供する

・小中学生の総合学習指導を前提に、モニタリング・観察・体験・地域交流活動などを組み込んだプログラムを作成する

 

◇利用可能な支援システム・取り組み(例)

・新学習指導要領に基づく課外学習プログラム(文部省)

・農山漁村滞在型余暇活動のための基盤整備の促進、パークボランティア活動促進事業、こどもエコ・クラブなど(環境庁)

・水辺の楽校(建設省)

・地域間交流事業(国土庁)

・エコマネー・システム

 

◇参考となる事例

・神出オーガニックコテージ・ヘルシーママSUN/かんでふるさと村

・休暇村竹野海岸

・総合学習の展開例:横浜市立日枝小学校/広島大附属東雲小学校など

 

◇段階別展開

1]既存施設、研究所との情報交換

2]施設、教育関係者、子ども達との情報交換の場の設定

3]プログラムの作成

4]各市町の広報誌やパンフレット、ホームページなどによる広報

 

◇関係者にとってのメリット

・行政側:集客人口の増大、地域の魅力のPR

・企業側:利用者の増大、漁業への理解増大・後継者の発掘

・市民側:京阪神から2時間圏での滞在型学習の場の確保

 

◇ベイ機構の役割

 

・各省庁、自治体、関係企業のつなぎ、及び、講師のネットワーク

・プログラムのアレンジ、出前型ワークショップの提供

・なぎさ海道推進会議でのPR等のバックアップ

 

 

 

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