■海と緑の10,000メートルプロムナード
横須賀市は昭和57年(1982年)に「文化の元年」を宣言して以来、文化という視点を行政とまちづくりにおける中心の1つにとらえ、一人一人の生活の中に、豊かな文化が育まれるよう、その土壌づくり、環境づくりを積極的に進めてきました。横須賀市における文化行政のシンボルプロジェクトとして位置づけられた「海と緑の10,000メートルプロムナード」事業は、地域ごとの特色を生かしながら、海と緑を日常生活の中に取り戻し、いこいの空間を創出しようというものです。JR横須賀駅から平成町、馬堀海岸を経て観音崎まで、5つの公園を含んだ約10kmを海沿いの楽しい遊歩道で結び、3つのテーマのもと、全体を4つのブロックに分け、明るく、海洋的で、文化的な都市イメージを人々に与え、人々を家からまちへ誘うような、生き生きとした活力をもった、人間のための道を整備します。
3つのテーマ
●新しいシンボル
「国際海の手文化都市」横須賀のシンボルとして、他のまちにも誇れる、個性あふれる新しいまちの顔を市民と行政が一緒につくっていきます。
●文化の道
周辺に点在するさまざまな文化的資源を掘り起こしネットワークする道として、また、文化資源をデザインの中に生かし、人々が多様な文化活動を行う「屋根のない文化施設」とします。そして、市民の愛情にはぐくまれ、時が経るごとに味わいを増す道を目指します。
●人間の道
人々がいこい、遊び、集い、出会う場とするために、車の心配なく楽しく歩ける道とします。歩くことそのものが楽しめる道、そして、心とからだの健康を回復させ、さらに増進するような道とします。
お問い合わせは
横須賀市企画調整部文化振興課
〒238-8550 横須賀市役所
電話(0468)22-4000
■緑とスポーツの道
三笠公園〜うみかぜ公園〜海辺つり公園
広い臨港道路、緩衝緑地など新しい港湾地域の整然とした景観をもった区間です。幅員の広い歩道を確保しつつ、新港の眺めを生かした陽射しと緑陰のあるプロムナードとして整備が行われました。大小様々なモニュメントがプロムナード沿いに配置されており、周辺住民や業務地区に勤務する人々のいこいの場として、また、三笠公園からうみかぜ公園、海辺つり公園への散策路として利用されています。
海と遊ぶ道
走水海岸〜観音崎公園