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(2) 「電子商取引・電子マネー環境の活用」における推進シナリオ

 

電子マネーの実用化、普及に関しては、現在様々な取組みが行われており、その動向は予測しづらい面が多い。

但し、行われている実験やそれに関与している事業者、音頭を取っている行政組織等、また実験の成功度合い、利用者の反応など電子マネーに関する情報は比較的簡単に入手可能である。

従って、電子マネーに本格的に参入する準備段階として、これらの情報を客観的に分析し、メジャーとなる仕組みはもちろん、そこにおいて中心的な役割を果たす業界や具体的な企業などを見極めることが第一に求められる。

また、初期的には机上での調査研究が中心であっても、しかるべきタイミングで競艇としての「電子マネー実験」に着手するべきである。

将来的には、「非会員制(誰でも)でかつ場所の制約を受けない(どこでも)」環境を整えることは不可能であるため、第一段階の実験の範囲としては、既存ファンを対象として競艇場やボートピアでの利用環境を整備することが望ましいと考えられる。

限定的な実験となるが、そこから得られる示唆は計り知れない。将来像へ向けて貴重な第一歩となるはずである。

 

 

 

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