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症例検討会では、毎週1回木曜日に医療福祉センターに勤める各職種の部署から14〜15人が出席し、検討を行っている。1回に出る症例は平均5〜6例で、各職種からの意見交換に基づき、ケアの方針を決めていく。

訪問看護ステーションは、看護婦による訪問看護サービスを実施しており、看護婦に指示書を出す担当医師も、毎月1回は訪問診察を行うことになっている。

在宅リハビリテーションは、初回訪問時などもデイサービスに従事している作業療法士が訪問し、リハビリテーションの面から補装具などのアドバイスを行う。リハビリのために理学療法士、作業療法士が訪問するケースもある。

在宅福祉サービスについては、ホームヘルプサービスは、37名が担当している。デイサービスは、B型(通常型)をライフサービスとして、E型(痴呆専用型)をシルバーナーサリーとして実施している。その他は、老人保健施設のデイケアがある。

症例検討会での検討に基づきサービスを行っているが、症例検討会で結論づけが難しいもの、老人ホームの入所などが考えられる場合は、高齢者サービス調整会議を月1回開催し、検討を行っている。明らかに入所の必要がある場合、入所判定委員会で検討を行っている。

 

 

 

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