資料:具志川市社会福祉協議会「市民健康福祉意識調査」(平成8年)
(2)健康への関心
本市では、40歳以上の市民を対象に基本健康診査を実施している。年齢階層が高くなるにつれて受診率が高くなっており、とくに60歳代では約40%の高率であり、中高齢者の健康に対する関心が高いことがわかる。
病院その他の機関によって検診を受けている者もいることから、この受診率が健康管理に対する関心の高さを示す完全な指標とすることはできないが、60歳代に比較た40歳代、50歳代の受診率の低さは、健康に対する関心の低さを示すものといえよう。老後を健やかに過ごすためには壮年期からの健康づくりや生活習慣病の予防が大切であり、この年齢層に対し健康への関心を喚起していくことが今後の課題である。