(ウ) 島外住民による観光資源等の評価
平成10年12月(日曜、月曜調査)、東野町白水港での海の駅事業計画の一環として竹原〜白水間のフェリー乗船者を対象として、特産品開発のための意向調査を実施した。その結果、観光資源の少なさが指摘されつつも、地域特有の土産品や料理に対する要望が高いことがわかった。大崎上島は、物見遊山的な観光開発は困難であるが、地域の優れた資源を活かした個性的な観光開発の可能性を有しているといえる。(図表1-21参照)
図表1-21 島外住民による大崎上島の観光資源評価(アンケート結果抜粋)
● 調査の概要
・調査実施日 平成10年12月13日(日曜日)、14日(月曜日)の2日間
・調査方法 白水フェリー発乗船者への船内でのアンケート実施
・サンプル数〈島外住民〉174サンプル 〈島民〉65サンプル
● 土産物に関する意見
□ お土産購入経験の有無
・島外住民で今回購入者は16.0%、以前購入者が14.9%であり、併せて約30%の人がお土産を購入している。
・観光客に限るとお土産購入者は、以前に購入した人も含めて50%を超える。