イ 工業
3町の比較では、工場数、従業者数、製造品出荷額ともに東野町が第1位で、それぞれ大崎上島全体の約50%を占める。
近年の動向は、大崎町で製造品出荷額が伸びており、木江町では、製造品出荷額が減少している。
東野町では、上場数、従業者数、製造品出荷額ともに減少しており、大崎上島内のシェアは平成2年の67%から平成8年には58%に縮小した。
一方、竹原市では、平成2年から平成8年にかけて、従業者数及び工業製品出荷額が減少し、工業従業者数は過去6年間で12.5%の減少となった。
なお、従業者1人当たり製造品出荷額は、平成8年時点で竹原市の3,436万円に対し、大崎町では3,532万円、東野町で4,357万円、木江町では3,339万円となり、付加価値の高い生産活動が行われている。(図表1-15参照)