(5) 産業活動の状況
ア 農業
経営耕地面積では、平成7年時点で大崎町が最も多く219ha、次いで木江町が114ha、東野町では76haとなっているが、各町とも耕地面積は減少傾向にある。耕地種別についてみると、東野町、木江町では果樹園が総耕地面積の90%を超え、大崎町でも果樹園利用が75%と多いが、大崎町では田、畑が総経営耕地面積の約25%も存在する。平成7年における総農家数は、大崎町が510戸(専業農家率49%)、東野町218戸(同53%)、木江町220戸(同42%)であるが、耕地面積の減少と同様に農家数も減少傾向にある。(図表1-13参照)
主要農産物をみると、各町とも「みかん」「はっさく」など柑橘類が上位を占めている。生産額はそれほど多くないが、大崎町では「米」「トマト」などの果樹以外の作目もみうけられる。(図表1-14参照)