資料:広島県呉総合福祉保健センター「平成9年度事業概要」
(3) 高齢者の社会参加の状況
ア 高齢者の就業状況
65歳以上の高齢者の就業状況は、平成2年の812人(65歳以上総人口の26.4%)から平成7年には1,070人(31.0%)に増加した。母都市である竹原市との比較では、平成2年0.1ポイント下回っていたものが、平成7年には3.6ポイント上回り、大崎上島での65歳以上の高齢者の就業率が増加している。大崎上島では、退職後のUターン希望者が増えつつあるが、こうした人々を受け入れるためには、心身の健康増進や生きがい向上に加えて、適度に働ける機会の場が重要であり、今後、大崎上島3町共同によるシルバー人材センターの組織化が望まれる。(図表1-7参照)