ウ 大崎上島の世帯類型と高齢者世帯の急速な増加
大崎上島3町の総世帯数は、昭和50年の5,047世帯から平成7年には4,449世帯へと約600世帯の減少となった。平成7年までの過去10年間の世帯類型の変化は、核家族世帯及び3世代世帯が減少し、単独世帯が急速に増加し、昭和50年の16.0%から平成7年には26.8%へと急増する。(図表1-4参照)
特に、65歳以上の一人暮らし高齢者世帯は、平成7年時点で、全単独世帯1,193世帯の約50%にあたる715世帯となり、昭和60年の約50%に比べ、10年間で約10ポイントの増加となっている。(図表1-4参照)同様に平成7年の夫婦のみの世帯数1,437世帯の内、約41%にあたる586世帯が高齢者夫婦のみの世帯であり、一人暮らし高齢者と高齢者夫婦のみの世帯の世帯数は、全世帯の約30%を占める1,300世帯を超える。(図表1-5参照)