ウ　図書館・図書室

図書館・図書室については住民の利用の欲求は強く、利用水準は県平均との比較では概して高くなっている。各図書館の利用はほぼ自市町の住民にとどまっているが、栗東町では町外利用者の比率がやや高い。(図表2-27参照)

　

図表2-27　公共図書館の利用水準(平成8年度)

※)人口は平成8年10月1日現在(滋賀県統計書より)

※)貸出人数における自市町外居住者は各市町資料より独自に算定

　

エ　資料館・展示体験施設

資料館や展示体験施設においては、県立琵琶湖博物館、草津市立水生植物公園みずの森など近年整備された施設への来訪者が好調に推移しており、県内や近畿圏にとどまらず、全国から多くの来訪者を集めている。

既存の施設についても各種催し物などを実施している施設が多く、自市町を中心に参加者を集めているが、PRを主に市町の広報紙に依存して市町外への情報発信が乏しいこと、また、施設や展示品の更新の負担が大きく、容易に進まないことなどから、参加者の固定化や催し物のマンネリ化、入場者の減少などに悩む施設も多い。(図表2-28参照)

　

図表2-28　圏域の資料館・展示体験施設の利用状況の変化

資料：各施設アンケ-ト調査より

前ページ　　　目次へ　　　次ページ