2 公共施設の現況
本節においては、具体的に広域において利用促進や効率的運営を検討すべき公共施設の現状、管理運営、利用の状況について把握・整理する。
(1) 域内の主な公共施設の整備状況
本地域に立地する主要な公共施設の整備・立地の状況について分野ごとに整理すると、次のようになっている。
ア 文化施設
栗東町を除く2市2町において、(国土庁が高次都市機能と設定する)座席数500席に近い、あるいは超える規模の文化会館・ホールが設置されている。とくに、守山市と野洲町では1,000席以上の収容が可能な規模を誇る拠点的な施設を有している。また、栗東町において、新たな文化施設、栗東芸術文化会館「さきら」が開館予定である。(図表2-3〜図表2-5参照)
イ スポーツ施設
各市町においてグラウンド(競技場)、体育館、プール、テニスコートなどのスポーツ施設がそれぞれに整備され、全国大会の開催が可能なレベルの施設も多い。また、県全体を利用の対象とし、大阪・京都も含めて広域的に集客性を発揮する県希望が丘文化公園が野洲町ほかに立地している。 (図表2-3〜図表2-5参照)