(2)　共通の基盤施設の整備状況

交通面においては、東海道新幹線(仮称)びわこ栗東駅の設置に向け、2市3町及び大津市、甲賀郡の各市町が参画する「東海道新幹線(仮称)びわこ栗東駅設置促進協議会」により、広域交流拠点としての本地域のポテンシャルの向上に向け、協力して取組を進めている。また、草津駅〜野洲駅間の複々線化、草津線の複線化など鉄道の整備、そして第二名神自動車道の整備、国道1号・8号バイパスの整備、山手幹線、大津湖南幹線など圏域の主要な幹線道路の整備などの取組を湖南2市8町で促進している。

情報基盤については各市町による独自の整備が進められており、図表2-2で示すような方法を通じて行政情報の提供などを行っている。

　

図表2-2各市町の情報基盤の現状

※)守山市、栗東町において、テレトピア構想による基盤整備を計画中

　

なお、滋賀県高齢者保健福祉計画において湖南2市3町が「湖南保健福祉圏域」として一体的に位置づけられていることから、高齢者への保健・福祉サ-ビスなどを供給する福祉関連施設については、圏域全体を対象とした施設づくりが各市町の連携と役割分担のもとに図られているところである。

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