ア 西鹿島駅
西鹿島駅は、現在、天竜市の窓口的な機能を果たしているが、中心市街地に向けてのバスによる結節機能は失われることになると考えられる。しかし、天竜川右岸地域への結節点としては依然重要な役割を果たすものと期待される。
現在、天竜市街地に向けたバスの発着が駅前から行われているが、バスの本数の減少と共に、現バスターミナル、駅前広場などの有効活用が課題になると考えられる。
イ 二俣本町駅
現在、中心市街地に最も近接した駅として機能しているが、鉄道乗り入れ後については一層近接性を高めることが必要とされる。同駅については、駅前及びアクセス道路の整備が短期的には難しいと考えられるため、当面中心市街地との間で、徒歩交通、自転車交通の結節点として機能させることが求められる。
将来的に、駅前周辺の再開発や、バスターミナル機能の整備などの検討を行うことが必要である。