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(3) 交流人口を高めるまちづくリ

交流人口を高めるためには、通勤・通学による交流、観光による交流など、様々な局面で機会を創出していくことが求められる。交流の高まりは、多様な刺激を天竜市にもたらすものであり、若者の定住等にも結びつくものと考えられる。

 

ア 浜松市・浜北市の通勤圏としてのまちづくり

天竜市は、浜松市、浜北市への通勤、通学者に対して、自然環境に恵まれた良好な住環境を提供することが求められる。これにより、若い世代を中心とした定住人口を増大させることが、公共交通に対する需要につながるとともに、本市自体の活力の増加に結びつくものである。

このためには、現在着工中の阿蔵山等の住宅地開発の速やかな整備が求められるところである。また、当然定住基盤自体の公共交通アクセスについても配慮することが求められる。

 

イ 通勤・通学者の天竜市への呼び込み

天竜市への通勤、通学者を呼び込むことも交流人口の増大にとっては重要な点であり、公共交通に対するニーズを下支えするものとなる。

通学については、本市内に2校ある県立高校が重要な部分を占めており、引き続きそれぞれの高校が専門性を追求し、魅力向上に向けての取り組みを行うことが求められる。とくに、林業分野においては、より専門的な就学課程の設置も考えていく必要がある。

通勤客については、市内への企業誘致などを通じて、就業の場の確保に努めることが求められる。

通勤・通学者の呼び込みは、若い世代を本市に引きつけることとなり、多様な世代による均衡あるまちづくりに対しても、貢献することとなる。

 

 

 

 

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