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鉄道乗り入れに伴う社会的経済的効果に関する調査研究

 事業名 地方自治に関する調査研究
 団体名 地方自治研究機構 注目度注目度5


長時間楽しませながら天竜市内にとどめる努力を行うことが求められている。市街地の観光資源の発掘は、先に述べた通年型の観光推進にもつながるものである。

 

(3) 交通網整備

天竜市内の公共交通網は、4つの事業主体により運行されており、相互の連携が良いとはいえない状況にある。

この端的な例が、本調査のテーマとなっている天竜市街から浜松市に向けての交通網である。天竜浜名湖鉄道と遠州鉄道とは西鹿島駅で接続しているが、相互運転間隔、時間当たりの運転本数が異なるため、スムーズに接続しているとはいえない。天竜浜名湖鉄道が、1時間当たり1〜2本で列車間隔が不規則であり、遠州鉄道が12分間隔で1時間5本の固定的なダイヤであるため、天竜浜名湖鉄道→遠州鉄道の乗り換えに際しては、比較的スムーズであるが、逆方向の乗り換えでは、乗り換えによるロスタイムが大きくなることが多い。また、両線間は、地下道をくぐり乗り換えを行う必要があるため、余計に利便性を低めている。

遠州鉄道西鹿島駅については、敷地が狭隘なため、拡張による利便性の改善は困難な状況である。現在でも、ホーム長や留置線が不足しており、運用的にも厳しい状況がみられる。

事業者としては、遠州鉄道、天竜浜名湖鉄道以外にJR東海バス、天竜市(バス運行を遠州鉄道に委託)がみられるが、互いに協力しあいながら、利用者の利便性向上のために、効率的な公共交通体系を築くという点において、連携が十分ではなく、今後の改善が待たれている。

 

2. 交通・交流に関わる問題点・課題

(1) 鉄道利用

天竜市における鉄道利用者は、天竜浜名湖線を見る限り、近年停滞気味かやや減少傾向が見られる。とくに定期客の落ち込みが目立っており、今後少子化が進む中、高校通学者などの減少も予測され、将来的に楽観できない状況である。

 

 

 

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更新日: 2019年10月19日

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