イ 激増する申請に対応した青梅市
平成10年度における青梅市での家庭用生ごみ処理機の急激な普及の理由として、ダストボックス収集制度の廃止、ごみの有料化、家庭用生ごみ処理機購入に対する高い水準の補助制度の拡大があげられる。
平成9年3月、青梅市廃棄物減量等推進審議会の「…ごみ減量・資源化を進めるうえでは、より細かい分別収集への移行が必要とされることから、現行のダストボックス収集では限界があり、ダストボックスの撤去は不可欠である。」「ごみ排出量に応じた負担を求めることにより、公平性を確保し、資源と環境を守るための意識改革の徹底を図るために、家庭ごみの有料化を実施する必要がある。」との答申が事のはじまりである。