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b 戸建て住宅自治会(グリーンランド自治会)での実験

 

○ 親模 自治会内の同一ごみ集積所を利用している52世帯とそれ以外で希望した22世帯の計74世帯に対して、高速処理タイプの大型生ごみ処理機(処理能力50kg/日)を設置した。

○ 処理方法 各家庭で分別・水切り後、専用バケツ(9リットル)で保管し、水曜日を除く毎朝各自が処理機に投入している。処理機の操作及び堆肥の取り出し(投入24時間後)はボランティアが実施している。

○ 開始 平成10年3月から6か月間の実験で開始され、その後現在まで実験継続中である。

 

(イ) 実験結果

 

a 実験でわかった問題点

 

○ 生ごみの処理機への投入等役員の負担が大きかった。各人が直接投入するなどの方法を考える必要がある。(市営住宅)

○ 処理機の運転開始当初、臭気の問題が大きかった。機械のトラブルに機動的に対応できるメーカーのバックアップ体制の整備が必要である。(市営住宅)

○ 現在、堆肥は市の催しで市民に配っているが、今後、緑地や農地への還元などについて検討していくことが必要である。(市営住宅)

 

b 実験の効果

 

○ ごみ問題に関心がなかった人も集団的実験に参加することでごみ問題や環境問題への関心が高まった。(市営住宅)

○ 生ごみの分別を行うことで、ごみ全体の分別が良くなり、資源回収量が増加し、排出ごみ量が減少した。(市営住宅、グリーンランド自治会)

 

 

 

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