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図表2-1 地球温暖化防止レジーム/アクターの関係図

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地球温暖化を防止するためには、地球規模でのレジームが必要である。もちろん問題の結果が地球規模で影響するからである。しかし地球規模でのトップダウン型の施策を行うことはなかなか難しい。ここに「枠組条約」という包括的な条約を締約する意味があるのである。より詳細な内容は、締約国会議Conference of Parties,COPによって決められる。残念ながらそれでもCOP4で示されたように、具体的な施策はなかなか決まらない。

仮にトップダウン型の政策が決まったとしても、温暖化防止の実践は条約に規定された範囲で各国に任されることになる。そうすると今度は一つの国の中で、レジームとアクターの関係が問題になる。国のトップダウン型の政策で十分なのであろうか。それもなかなか難しい。地球規模での政策の意思決定が難しいのと同じように、国のレベルでも意思決定が難しいのである。

 

 

 

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