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[自然エネルギーの活用]

 

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太陽光発電や風力発電など、負荷の少ない自然エネルギーも積極的に導入する。

スイスで実施例があるが、高速道路の防音パネルを使って連続的に太陽電池パネルを設置するなど、都市の基盤整備と一体となった整備が有効であると考えられる。

[中水道(水循環)]

下水処理水を高度処理し、トイレの洗浄や緑地への散水、修景用水として活用することにより、水資源の浪費を防ぎ、下水システムの負荷の削減をねらう。

 

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下水処理場や地域でまとまって循環させるシステムと、ビル単独で循環させるシステムとがあるが、処理した中水の需要やコストを勘案しながら最適な規模を選択する。

[その他]

そのほか、地区レベルのゴミ収集の管路システム(ゴミ収集車両の交通負荷削減効果がある)、生ゴミのコンポストによる土壌還元システム、地下トンネルを使った物流システムなどが考えられる。

 

 

 

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