[交通需要マネジメント]
まず道路整備の進展と交通需要の増加との悪循環を断ち、限定された需要を効率的に配分することが第1である。そのためには、自動車交通を削減するような都市デザイン(用途の適度な混合など)を採用し、公共交通機関のシェアを高める(モーダル・シフト)とともに、自動車交通そのものを円滑化することが必要だ。
モーダル・シフトの促進施策としては、パーク・アンド・ライド・システム、バス優先・専用レーン、乗り換えの便利な駅等の整備、トランジット・モール、ソフト施策としては安い公共交通パスを「エコ定期」として普及させる方法などがある。